【スマホ初心者使い方ガイド】バージョン毎の差って?Android 4シリーズを徹底解説!
スマホを使っていると、たまに耳にする「OSのバージョンアップ」といった言葉。なんのことかチンプンカンプン…という人のために、今回はAndroidのバージョンについて詳しく解説していきましょう。
■バージョンの違いってなに?
そもそも、「OSのバージョン」ってなんでしょうか?答えは、「Androidを動かしている基本システムの種類」です。Android OSはこれまでも度々、バージョンアップを行い、その都度スマホでできることが増えていってるわけです。基本的には最新バージョンのOSが一番高機能ということになります。
では、そのバージョンはどれくらいあるのでしょうか。代表的な追加機能と一緒にまとめてみました。
ちなみに、3シリーズはタブレット専用OS、5シリーズはNexus5とNexus7向けにリリースされています。機種によっては、バージョンアップをすることで新たにできることが広がるので、ぜひ最新バージョンにしておくことをオススメします。
■自分のバージョンを確認するには
では、自分の端末のバージョンはいくつなのか…。それは、以下の手順で確認することができます。
「設定」アプリの中にある「端末情報」をチェックすれば、現在のバージョンが表示されているはず。機種によっては、ここでバージョンアップするかどうかを聞いてくる場合もあります。
■アプリのバージョン表記
では、実際にバージョンが低いとなにか支障をきたすことがあるのでしょうか?答えは「Yes」です。じつは、Google Playからアプリをダウンロードするときに、「推奨バージョン」の表記があるのをご存知でしょうか。
アプリによっては、この表記が「4.0以上」などになっている場合があります。こうなると、2シリーズの端末ではインストールできてもアプリが正常に起動しないなど、色々な不具合が起こる可能性も。特にOSのスペックを必要とする大型ゲームアプリなどは、要求してくるハードルが高めに設定されていることが多いです。自分の端末のバージョンが低い場合、あらかじめ欲しいアプリの条件をチェックする必要があります。
■開発コードのヒミツ
最後にもうひとつ。OSの開発中には、しばしばコードネームが付けられることがあります。Androidの場合は、シリーズを通してそのすべてがあま〜いお菓子の名前になっているんです!例えば、Android 1.5はCupcake(カップケーキ)、1.6がDonut(ドーナツ)、2.0と2.1はEclair(エクレア)、2.2はFrozen Yogurt(フローズンヨーグルト)、2.3はGingerbread(ジンジャーブレッド)…と、聞くだけで美味しそうな名前ばかり! 続いて3.0と3.1はHoneycomb(蜂の巣)、4.0はIce Cream Sandwich(アイスクリームサンドイッチ)、4.1から4.3はJelly Bean(ジェリービーン)、4.4がKitKat (キットカット)、5.0と5.1はLollipop (ロリポップ)です。ちなみに、これらの名前はアルファベット順に付けられています。
普段はあまり意識しない端末のバージョンですが、一度はチェックして自分のスマホがいくつのシリーズなのかを覚えておくといいかもしれませんね。次回は、「災害時に役立つAndroid活用法」をご紹介します!