【スマホ初心者使い方ガイド】複数の人に同時にメールを送りたい
メールを複数の人に一斉に送りたい場合、どうすればいいのか…。よく見かける、「Cc」「Bcc」の違いが知りたい。そんな疑問にズバリお答えする、初心者使い方ガイド!これを読めば、一発解決間違いなしです。
■複数の宛先に同時にメールを送る場合
同じ内容のメールを複数の人に送りたい場合、あなたならどうしますか?文面をコピー&ペーストして、何通ものメールを送ってたりしてませんか?ここでは、簡単に何人もの人に同時送信する方法をお伝えしましょう。まず、一番簡単なのが「宛先(To)に、送り先を複数入れて送信する」方法。これなら、送る人数分だけメールを出す必要もなく、一回の送信ボタンで全員に行き届きます。
ただしこの場合、宛先に入っている人は、自分のところにメールが届いたときに他に誰にメールが送られたか、またそのメールアドレスを確認できてしまいます。画像の場合、A〜Dの4人に一斉送信をしていますが、AからDの人は、それぞれお互いのメールアドレスを見られる状況にあります。
そこで、一括メールを出す場合は「Cc」と「Bcc」機能を使うと便利になります。Googleメールアプリで使う場合は、画面右上にあるメニューから「Cc/Bccを追加」を選びます。
■Ccって何?どう使う?
「Cc」は、”Carbon Copy(カーボンコピー)”の略称です。簡単にいうと、「宛先人とは別に内容確認をしてほしい人」を指定する項目です。これは宛先と同じように、他の人にも見える形で反映されます。また、宛先との違いとして「情報確認のみしてほしい、返信は必要なし」という意味合いがあります。上の画面でいうなら、Aさんと直接メールのやりとりをしますが、その内容をBさんとCさんに共有してほしい、というときに使用します。
■Bccはいつ使えばいいの?
さて、ではお互いの連絡先を知られることなく、複数の人にメールを出すことはできないのでしょうか。そこで登場するのが、もうひとつの機能「Bcc」です。”Blind Carbon Copy(ブラインドカーボンコピー)”の略称で、「送り先やメールアドレスが他の人から見えない」というものです。例えば宛先にAさん、BccにBさんとCさんを指定した場合。このメールは3人に届きますが、AさんからはBさんとCさんに送られていることが分かりません。具体例としては、年賀状メールを送りたいときに、友達と会社の人など関連性のない複数の人宛にまとめて送信したい場面で活躍します。これなら、不必要にメールアドレスを公表することもありませんね。
■まとめ
他の人に送り先が見えてもいい場合は、宛先に複数設定をする。返信がいらず、情報共有をしてほしい相手はCcに入れる。他の人に送信先が知られたくない場合はBccを使う。この3つを使い分ければ、メールはより快適なツールとなります。最後に、このメールは届いた人にどう映るでしょうか。答えは、「Aさん、Bさんはそれぞれお互いにメールが届いていることが確認できるが、Cさんに送られているのは知らない」「Cさんは、Aさん、Bさんの宛先も含めてすべてを確認できる」です。
最近はSNSの勢いに押されて、使われる頻度が落ちてきたと言われるメール。それでもやっぱり、長文テキストなどを送るときに便利ですよね。次回は、メールテクニック第2弾「メールに写真を添付したい」をご紹介します!