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2020/03/27

iPhoneの機種変更の方法とは。バックアップや復元手順などを解説

iPhoneの機種変更では、パソコンやiCloudによるバックアップや復元を行い、新iPhoneを快適に使える状態にすることが重要です。クイックスタートによる全データの移行についても理解を深め、状況に合ったデータ移行の方法を選びましょう。

iPhoneの機種変更時にやることは?

iPhoneを機種変更するにあたって、古いiPhoneのデータや設定を引き継ぐ手続きは重要です。正しい手順を踏めば、すべてのデータを引き継いで快適に新しいiPhoneを使えます。 機種変更後のiPhoneを快適に使うために、まずはバックアップと復元について把握しておきましょう。

データをバックアップし、復元しよう

新しいiPhoneに古いiPhoneのデータを引き継いで使いたい場合、基本的にはデータの『バックアップ』と『復元』が必要です。 デバイス(この場合はiPhone)の中のデータをパソコンやクラウドストレージなどにコピーすることを、バックアップといいます。このバックアップデータを任意のデバイスにコピー(上書き)するのが復元です。 iPhoneを機種変更する前に、旧iPhoneのデータのバックアップと新iPhoneで復元を行う手順を覚えておきましょう。

バックアップ前に準備すべきこと

バックアップの手順を正しく踏めば復元は問題なく完了しますが、何らかのエラーが発生すると復元に失敗するケースもあります。 復元ができないというトラブルを回避するために、バックアップ前に準備すべき五つのポイントを見ていきましょう。

Wi-Fiと電源の使用環境を整える

バックアップの処理中には大量のデータ通信が行われるため、処理が完了するまでは安定した接続を維持することが必要です。 バックアップ中に接続が途切れたり、デバイスの電源が切れたりしてしまった場合、バックアップは正しく完了しません。 壊れたバックアップデータからの復元では予期せぬエラーが発生し、復元が不可能となるおそれもあります。 クラウドストレージを利用するなら、安定したWi-Fi接続が確立できる場所で、電源ケーブルを接続した状態で行いましょう。 Lightningケーブルを使った有線接続の場合は、処理中に接触不良を起こさないことが必要です。

OSをアップデートする

新旧iPhoneのiOSのバージョンが古い場合、バックアップや復元の処理を正しく完了できないケースがあります。バックアップをとる旧iPhoneと復元をする新iPhoneの両方で、iOSのアップデートを済ませておきましょう。 なお、後述する『クイックスタート』によるデータ移行を行う場合には、新旧両方のiPhoneがiOS 12.4以降を搭載していることが必要です。 『設定』アプリの『一般』→『ソフトウェア・アップデート』から、iOSのアップデートを欠かさず行っておきましょう。

アプリをアップデートする

インストールしているアプリによっては、バックアップ・復元の処理だけでは正しくデータ移行できないケースがあります。 古いバージョンのアプリでは引き継ぎに対応できないケースがあるため、最新バージョンにアップデートしたうえで、アプリごとに引き継ぎの仕様を確認しましょう。 アプリのアップデートを手動で行う場合は、『App Store』の右上のアイコンから、『すべてをアップデート』やアプリ個別でのアップデートが可能です。 また、機種変更による引き継ぎ方法はアプリごとに異なります。アプリごとに引き継ぎ方法を確認し、引き継ぎパスワードの発行やSNSアカウントのひも付けを行うことが重要です。

アカウント情報を確認する

新しいiPhoneの初期設定やバックアップ・復元には、『Apple ID』とパスワードが必要です。Apple ID(メールアドレス)は、『設定』アプリを開いて、最上部のユーザー名をタップすれば確認できます。 パスワードを忘れた場合は、同じ画面の『パスワードとセキュリティ』から『パスワードの変更』をタップし、パスワードの再設定を行いましょう。 このパスワードはApple IDのパスワードであり、ロック解除に使う6桁の『パスコード』とは異なります。 また、SNSなどのサービスに関しては、新iPhoneで改めてアカウント情報を入力してログインすることが必要です。利用しているサービスそれぞれのログインIDやパスワードも確認しておきましょう。

2ファクタ認証を突破できるデバイスの確認

Apple IDの『2ファクタ認証』をオンにしている場合には、新iPhoneで同じApple IDを使う際、『信頼できるデバイス』に確認コードが表示されます。 Apple IDとパスワードに加えて確認コードを入力する認証方法であるため、信頼できるデバイスが確認コードを受信・表示できる状態でなければ、新iPhoneでApple IDのサインインや復元が行えません。 新iPhoneの初期設定前に旧iPhoneを初期化したり、通信できない状態になったりした場合、新iPhoneの操作ができなくなることに注意が必要です。

バックアップ方法

旧iPhoneのバックアップを行うには、パソコンやクラウドストレージにデータをコピーします。バックアップはデータ移行に利用できるだけでなく、iPhoneが破損や紛失した場合の保険としての活用も可能です。 ここでは、Appleの純正メディアプレイヤー『iTunes』を利用する方法と、クラウドストレージの『iCloud』を利用するバックアップ方法を見ていきましょう。

iTunesを使う場合

まずはAppleの公式ウェブサイトからiTunesをダウンロードします。 インストールが完了したらiTunesを立ち上げ、左上のメニューアイコン(Macなら『iTunes』)から、『設定』(Macなら『環境設定』)をクリックしましょう。 『デバイス』から『iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない』にチェックを入れ、『OK』をクリックします。 続いてLightningケーブルで旧iPhoneとパソコンを接続しますが、初めての接続の場合は旧iPhoneに『このコンピュータを信頼しますか?』というメッセージが表示されるため、『信頼』をタップしましょう。 iTunesのメニューバーに表示されたiPhoneアイコンをクリックし、『今すぐバックアップ』をクリックするとバックアップが開始されます。 なお、『iPhoneのバックアップを暗号化』も選択することで、各種パスワードなどのバックアップも可能です。

iCloudを使う場合

iTunesによるバックアップではパソコンが必要ですが、iCloudを利用すればパソコンを使わずにバックアップができます。 iCloudを使ってバックアップする場合は、Wi-Fiに接続したうえで、『設定』アプリから『ユーザー名』→『iCloud』→『iCloudバックアップ』の順にタップしましょう。 『iCloudバックアップ』にチェックを入れ、『今すぐバックアップを作成』をタップすれば、バックアップが始まります。 なお、無料でバックアップできるのは5GBまでです。使用しているデータがこれより多ければ、iCloudの『ストレージを管理』から『ストレージプランを変更』に進み、追加容量を購入(月払い)しましょう。

復元方法

iTunesやiCloudで旧iPhoneのバックアップデータを作成したら、新iPhoneで復元を行いましょう。バックアップの手順を正しく踏めば、復元は簡単な手順で問題なく完了します。

iTunesを使う場合

iTunesで復元を行う場合、まずはiTunesを立ち上げ、新iPhoneをLightningケーブルでパソコンに接続しましょう。 iTunesに『新しいiPhoneにようこそ』と表示されるので、『このバックアップから復元』から、作成したバックアップデータを選択します。 暗号化されたバックアップデータからの復元である場合には、バックアップ時に設定したパスワードの入力が必要です。あとは復元が完了するまで待ちましょう。 iTunesで復元を行う際には、新iPhoneのデータを全削除してからバックアップデータをコピーします。復元をする時点で新iPhoneに重要なデータを保存している場合は、クラウドストレージなどに退避させておきましょう。

iCloudを使う場合

iCloudを使って復元を行う場合は、まず新iPhoneの初期化を行います。 『設定』アプリから『一般』→『リセット』→『すべてのコンテンツと設定を消去』→『iPhoneを消去』の順にタップし、Apple IDのパスワードを入力しましょう。 復元は初期設定で行うため、使用する言語やWi-Fiネットワークなどを入力していきます。『iPhoneを設定』の画面になれば、『iCloudバックアップから復元』をタップしましょう。 Apple IDとパスワードを入力し、利用規約に同意すると、バックアップデータの選択画面に移ります。復元するデータを選択したら処理を待ち、再起動されると復元は完了です。

iPhone 11に機種変更する場合

iPhone 11に機種変更する場合は、iTunesやiCloudを使わずにデータ移行ができます。パソコンもiCloudの容量も必要ない、『クイックスタート』を使ったデータ移行について見ていきましょう。

新機能クイックスタートとは

クイックスタートを使えば、新旧iPhoneの間で直接データの転送ができます。バックアップと復元という手順を踏む必要がないため、データ移行だけを目的とするならおすすめの方法です。 無線接続か有線接続で新旧iPhoneを接続して、簡単に旧iPhoneの設定を新iPhoneに移行でき、必要なデータはiCloudからダウンロードできます。 また、条件を満たせば、旧iPhoneの全データを新iPhoneに移行することも可能です。

データ移行の条件とは

クイックスタートで旧iPhoneの設定を新iPhoneに移行するには、旧iPhoneがiOS 11以降を搭載していることが必要です。 全データの移行を行うのであれば、新旧両方のiPhoneをiOS 12.4以降にアップデートしましょう。この場合、新iPhoneのデータ容量が旧iPhoneのデータ容量を上回っていることが必要です。 無線接続の場合は、新旧両方のiPhoneを電源に接続した状態で、Bluetoothをオンにして近づけておきます。データ移行中は大量のデータ転送を行うため、Wi-Fi接続しておくと安心です。 有線接続の場合は、旧iPhoneに『Lightning - USB 3カメラアダプタ』のLightning端子を接続し、新iPhoneはLightningケーブルでアダプタと接続します。 さらに、アダプタからLightningケーブルで12W以上の電源アダプタに接続することが必要です。

クイックスタートの使い方

クイックスタートは初期設定で行うため、新iPhoneが初期設定済みなら、前述の手順で『すべてのコンテンツと設定を消去』を行うことが必要です。 初期設定で言語と国を設定すると、新iPhoneに『クイックスタート』の画面が表示され、旧iPhoneには『新しいiPhoneを設定』の画面が表示されます。 旧iPhoneで『続ける』をタップすると新iPhoneにアニメーションが表示されるため、これを旧iPhoneのカメラでとらえ、新iPhoneにパスコードを入力しましょう。 続いてFace IDかTouch IDの登録をして、『iPhone から転送』をタップし、利用規約の同意などを進めていきます。あとはデータの転送やアプリのダウンロードの完了を待つだけです。

LINEの引き継ぎ方法

iPhoneを機種変更する際に気を付けたいのは、LINEの引き継ぎ方法です。前述のデータ移行の手順を踏むだけでは、LINEの引き継ぎは正しく完了しません。LINEの引き継ぎ方法について見ていきましょう。

どんなデータを引き継げる?

iOS間であれば、通知音の設定や個別の通知設定を除いて、ほとんどのデータが引き継ぎできます。引き継ぎできるデータは以下のとおりです。
  • 友だちリスト
  • グループ
  • 自分のプロフィール情報(LINE ID・アイコン・ステータスメッセージなど)
  • アルバム・ノートの情報
  • タイムラインの内容
  • スタンプ・絵文字・着せ替えの購入履歴(使用するには再ダウンロードが必要)
  • Keepに保存したデータ
  • LINE連動アプリ・サービスの情報(GAME・マンガ・占いのアイテムなど)
  • 購入済みのLINEコイン残高
  • LINE Pay残高・LINEポイント残高
  • LINE Outのチャージ済みコールクレジット
  • トーク履歴(別途バックアップが必要)

事前の確認ポイント

LINEの引き継ぎを行うにあたっては、パスワードの登録や、引き継ぎ時点で有効な電話番号やメールアドレスの設定が必須です。引き継ぎ前に、アカウント情報を見直しておきましょう。 また、引き継ぎの前後でアプリのバージョンが異なると、引き継ぎに失敗するおそれがあります。最新バージョンにアップデートしておきましょう。 トーク履歴に関しては、自動では引き継ぎできません。LINEの設定からiCloudにバックアップしておきましょう。 また、新旧iPhoneで電話番号が変わる場合は、『設定』から『アカウントを引き継ぐ』にチェックを入れることが必要です。

引き継ぎ方法 電話番号が変わる場合

新旧iPhoneで電話番号が変わる場合、まずは新iPhoneでLINEを立ち上げて、新しい電話番号の入力と、SMSに届く認証番号の入力を行いましょう。 ここで、以前その電話番号を使っていた人のアカウントが表示された場合『いいえ、違います』を選択します。 『アカウントを引き継ぎますか?』に対しては『アカウントを引き継ぐ』をタップし、『ログイン方法を選択』の画面では『以前の電話番号でログイン』をタップして、以前の電話番号を入力しましょう。 続いて、パスワードを入力してログインすると、旧iPhoneではログインできなくなります。iCloudにトーク履歴をバックアップしている場合は、『トーク履歴を復元』をタップしましょう。

引き継ぎ方法 電話番号が同じ場合

新旧iPhoneで電話番号が同じである場合も、基本的な流れは変わりません。電話番号を入力して、SMSに届く認証番号を入力すると、アカウント名が表示されます。 自分のアカウント名で間違いなければ『はい、私のアカウントです』をタップし、パスワードを入力しましょう。トーク履歴の復元は、このタイミングでしかできません。復元する場合は選択を間違えないようにしましょう。

Suicaの引き継ぎ方法

LINEほどではありませんが、Suicaの引き継ぎもやや特殊な手続きを必要とします。旧iPhoneにSuicaを登録していた場合の、新iPhoneへの引き継ぎ方法について見ていきましょう。

引き継ぎ前に確認すべきこと

Suicaの引き継ぎをするためには、新旧iPhoneで同じApple IDを使用することが必要です。引き継ぎ前に、Apple IDとパスワードを確認しておきましょう。 パスワードを忘れてしまった場合は、『設定』アプリの『ユーザー名』→『パスワードとセキュリティ』→『パスワードの変更』から、パスワードが変更できます。 なお、Suicaの引き継ぎは、毎日0時50分〜5時00分の夜間帯には行えません。メンテナンスの時間を避けて引き継ぎを行いましょう。

データ移行手順

Suicaの引き継ぎでは、まず旧iPhoneに登録されているSuicaの情報を削除することが必要です。デバイス上で削除しても、データはサーバーに保存されているため心配は要りません。 旧iPhoneで『Wallet』アプリを立ち上げ、Suicaのページ右上の『その他』アイコンをタップし、『情報』タブから『このカードを削除』をタップしましょう。 続いて新iPhoneでWalletアプリを立ち上げ、右上の『+』アイコンからSuicaを選択すると、旧iPhoneで設定していたSuicaが表示されます。画面の指示に従って登録を済ませば引き継ぎは完了です。

旧デバイスが手元にない場合の対処法

引き継ぎの段階で旧iPhoneが手元にない場合は、新iPhoneからSuicaの情報を削除しましょう。『設定』アプリの『ユーザー名』をタップすると、下部にSuicaを登録していた旧iPhoneの名称が表示されます。 旧iPhoneの名称をタップすると、『Apple Pay』の項目の中にSuicaの情報が表示されるため、『すべてのカードを削除』をタップしましょう。 あとは旧iPhoneがある場合と同様にして、新iPhoneでSuicaの設定をすれば引き継ぎは完了です。

まとめ

iPhoneを機種変更する際、旧iPhoneのデータをもれなく引き継ぎするには準備が必要です。旧iPhoneを下取りに出す場合には、事前にLINEの設定をしておくことも忘れないようにしましょう。 クイックスタートは便利ですが、利用できるのは旧iPhoneも手元にある場合に限ります。パソコンがある場合はiTunes、Wi-Fiが使えるならiCloudなど、状況に合ったデータ移行の方法を選択しましょう。

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