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2019/08/14

おしゃれなスプーンでテーブルを豊かに。選び方とおすすめ5選

お箸と同様に、毎日の食事で使うことの多いスプーンですが、その歴史は意外に知られていません。たった1本でも食卓を豊かにするスプーンの歴史や、王室御用達ブランドまで、今まで知らなかったスプーンの魅力を伝えていきます。

いつから始まった? スプーンの歴史



貝殻が始まりといわれているスプーンの語源は、古代アングロサクソン語の「かけら」や「木片」を意味する「Spon(スポーン)」に由来しています。

赤ちゃん誕生のお祝いに銀のスプーンを贈ることは、スプーンにまつわる世界の風習の中でも有名でしょう。これには、魔除けや「生まれてきた子が一生食べ物に困らないように」という願いが込められています。

日本の江戸時代には、将軍や大名の侍医を、匙を使って薬を量る様子から「お匙」と呼んでいました。医者が患者を見放す「匙を投げる」ということわざは、そこから生まれたのです。

ここでは、人類の歴史と密接な関係にある、スプーンの歴史を紹介します。

12世紀頃になると、水分の多い食事にはスプーンが使われましたが、ヨーロッパでは王様や貴族でさえも手づかみで食事をするのが当たり前の時代でした。

ヨーロッパにおけるスプーンは、熱いスープを鍋からすくったり、煮えた鍋から肉などを取り出したりする調理器具だったのです。現代風にいえばレードルのようなもので、カトラリーではありませんでした。

貧富の差でスプーンの素材が異なっていたことから、裕福な家の生まれは「銀のスプーンをくわえて生まれてきた」といい、逆に貧しい家だと「木のスプーンをくわえて生まれてきた」と表現したようです。

ヨーロッパでは、カトラリーを他人に提供する習慣がなく、貴族たちは純銀製のカトラリーを専用の箱で保管し、食事に招かれると持参していました。スプーンは食器としてではなく、財産として所有したり披露したりする「富の象徴」として大切にされていたのです。

19世紀に入ると、各家庭にも「食器として使うためのスプーン」が登場し、現代と同じように招く側がカトラリーを用意する慣習ができました。

当時は12人着席のディナーテーブルが一般的だったため、カトラリーは12本単位で揃えるという文化が生まれます。長い歴史を経て、スプーンは世界で使われるようになったのです。

スプーン以外にもある、カトラリーの種類



初めてのフルコース料理で、カトラリーの多さに驚く人は少なくないでしょう。肉料理ならテーブルナイフとテーブルフォーク、魚料理にはフィッシュナイフとフィッシュフォークが提供されます。

デザートやオードブルにはデザートナイフ、デザートフォーク、デザートスプーン、ブイヨンスープ専用のブイヨンスプーン、小さめのカトラリーなど料理別のカトラリーがあるのです。

食後のコーヒーや紅茶用のティースプーン、エスプレッソにモカスプーンなどがありますが、日本人の家庭なら、「ナイフ、フォーク、スプーン、ティースプーン、ケーキフォーク」の5本があれば十分でしょう。

一般的なフルコース料理で提供されるスプーンは、基本的には以下の5点です。いざというときに戸惑わないように、しっかり覚えておくとよいでしょう。

「テーブルスプーン」は、肉や魚料理、スープ料理に使われる大きめのスプーンです。「デザートスプーン」は、デザートやオードブル用のスプーンで、家庭ではこの1本でほとんどの料理に適応できるでしょう。

「ブイヨンスプーン」はブイヨン専用で、コーヒー(ティー)スプーンよりすくう部分が大きいのが特徴となっています。「コーヒー(ティー)スプーン」は、名前の通りコーヒーや紅茶用のスプーンです。

さらに小さい「モカスプーン」は、エスプレッソ用の小さなカップに合う小さなスプーンを指します。

覚えておきたいカトラリーの選び方



カトラリーは料理の数だけ種類があります。家庭で使う場合は、基本の5本があれば問題ありません。

大きく分けて、スプーン、フォーク、ナイフの3本と、デザートスプーンとデザートフォークの2本です。

できるだけ汎用性のあるデザインを選ぶことで、用意するカトラリーの種類は抑えられます。好みのデザインで選ぶことが最善なので、普段からいろいろな商品をチェックしておきましょう。

現代でも銀色のカトラリーが多い理由は、昔は純銀で作られていたことに由来します。現代の家庭用のカトラリーとして一般的に使われているのは、優れた美観と耐食性を持つステンレス製です。

ステンレスの前に「18-8」などの数字がついており、この場合は「クロムが18%、ニッケルが8%、残り74%は鉄」というクロムとニッケルの含有率を表しています。

18-12ステンレス、18-10ステンレス、18-0ステンレス、13-0ステンレスといったグレードが有名です。18-12ステンレスや18-10ステンレスのように、ニッケルの含有率の高さに比例して値段も高くなります。

王室御用達も! 憧れのブランド品5選



王室御用達のカトラリーといえば、誰もが憧れる高級品でした。しかし近年では、日本製の「王室御用達」も増えてきており、日本で購入可能なカトラリーもあります。

デンマーク王室御用達のカトラリー《カイ ボイスン》は、化粧箱の内側に「デンマーク王室御用達品」と金文字の日本語が印刷してあるように日本製です。また、ノーベル賞創設90周年記念のノーベルデザインカトラリーセットも、同じく日本製でした。

日本製以外でも購入できる、世界中で愛されているブランドのカトラリーを見ていきましょう。

1830年創業の〔クリストフル〕の銀食器は「卓上の芸術品」とも呼ばれます。その品質と伝統で世界各国の王室でも多く使用されています。

シンプルながら優雅な《パール》は、真珠のネックレスがカトラリーの輪郭を縁取っているようにイメージしているのです。これは、ルイ16世様式の典型であるビーズの装飾の影響を受けています。

いつの時代でも誰からも愛されるデザインは、テーブルコーディネートを洗練させ、食卓を華やかに演出してくれるでしょう。



クリストフル(Christofle) パール 02 テーブルスプーン 【並行輸入品】

ポルトガルを代表するカトラリーメーカーで、洗練されたモダンなデザインが魅力なのが〔クチポール〕です。人間工学に基づいて設計されているため、誰でも使いやすい点が人気の秘密です。

20年代よりタイパスという閑静な町に工場を持ち、デザインから仕上げまで全工程を自社で行っています。必要であれば機械から作るほどのこだわりを持った職人によって、1本1本丁寧に作られているのです。

スタートは家族経営の小さな会社でしたが、現在では欧米をメインにして世界中で愛されるブランドに成長し、幅広い世代から人気を得るようになりました。



クチポール(Cutipol) GOA/ゴア ホワイトマットゴールド ディナー3点セット (ナイフ・フォーク・スプーン)

47年にイタリアで創業された〔メプラ〕のカトラリーは、一流ホテルやミシュランレストランで数多く使用されています。イタリアらしいデザイン性と高い強度が特徴で、鮮やかな色使いとモダンなデザインで人気になりました。

上質なカトラリーは日本でも大変人気で、長く使える逸品でしょう。



MEPRA(メプラ) ドゥエシリーズ テーブル6本セット(18-10) カトラリーセット ギフトBOX入り 1044-MP02

〔ツヴィリング J.A. ヘンケルス〕を代表する、双子マークの〔ツヴィリング〕と1人マークの〔ヘンケルス〕の2大ブランドの一つです。

ツヴィリングはドイツ語で双子を意味し、双子のロゴの呼び名がそのままブランド名になっています。「最高のものを持つ歓び」というカンパニースローガンも有名です。

3世紀近く受け継いできた伝統と最新機械のテクノロジー、そして熟練した職人の技術を駆使した高い品質は、贈り物としても非常に喜ばれるでしょう。



Zwilling ツヴィリング 「カーディナル カトラリーセット 20pcsセット 」 テーブルウェア 12731-905

日本民芸運動の中心的存在であった柳宗悦を父に持ち、日本の工業デザイナーの草分け的存在である柳宗理は「日本発、世界のモダンデザイン」の象徴です。

柳宗理は、50年代より世界中のコンクールで作品が認められ、ルーブル美術館やニューヨーク現代美術館に多数の作品が収蔵されています。オリンピックの聖火台を始め、高速道路のトンネルや橋梁などデザインでの功績から、2002年には文化功労者に選ばれました。

柳宗理デザインのカトラリーは、実際に模型で使い心地を試しながら余計なものをそぎ落としているため、フォルム、使いやすさなどすべてが洗練されています。その使いやすさは、用途によって変えられたデザインによるものです。



柳 宗理 フルーツスプーン・フォーク 計14点セット #1250 F-14PC 日本製

スプーン1本で、気持ちも食も豊かに



毎日何気なく使っているカトラリーですが、食卓に並べられたスプーンが変わればテーブルの雰囲気が変わり、食事や会話が変わり、暮らしが変わるでしょう。

とっておきのスプーンを見つけ、気持ちまで豊かにしてくれるカトラリーの魅力を体験してみませんか?

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