iPhoneのアプリを削除する方法は?基本操作や復元方法など
iPhoneを手にしたら、さまざまなアプリを上手に使いこなしたいものです。しかし、次々とアプリをインストールして使っていくうちに、削除の仕方が分からないなど困惑する場面もあります。基本操作などについて、しっかりと理解を深めておきましょう。
アプリを入手する方法
iPhoneのアプリは、現代社会での生活をとても便利にしてくれるツールです。ビジネスシーンをはじめ学習や日常生活に至るまで、あらゆる場面に適したものが見つかります。 iPhoneを所有したからには、ぜひ賢く利用して、さまざまなシーンで活用したいものです。 ところで、どうやってアプリをダウンロードするか分からないという人もいます。そこで、アプリの入手方法から解説していきましょう。Apple IDが必要
まず、Apple IDを作成することが必要です。これがなければ、アプリを手に入れることはできません。 iCloudやApp Storeなど、Apple社のサービスにアクセスするためのアカウントがApple IDです。 言い換えると、アカウントとはサービスを利用する権利のことで、Apple IDはいわば身分証明書を作るようなイメージです。 ここには、サインインに用いるメールアドレス・パスワード・Appleのサービス全般を利用するユーザーの連絡先・支払い情報・セキュリティ情報がすべて登録されます。 複数の端末でAppleサービスへのサインインをするにも、同じIDを使うようにしましょう。一つのアカウントとパスワードで、利用可能なサービスのすべてにアクセスでき、まとめて管理できるからです。インストール手順
アプリは、App Storeからダウンロードします。Apple IDでサインインしてからApp Storeを開き、自分が求める分野を絞り込みながらアプリを検索し、探していきます。 欲しいものが見つかったら、『価格ボタン』もしくは『入手』をタップします。すると、ダウンロードが開始されます。 入手したアプリは、自動的にアップデートされる機能が標準装備されていて、常に最適の状態で利用できます。 なお、設定がファミリー共有で、お子さまのアカウント使用に配慮したいときは、『承認と購入のリクエスト』を使用して、アプリのダウンロードを事前承認制にすることも可能です。基本操作方法
アプリがダウンロードされ、インストールされたら、ホーム画面にアイコンが加わります。その段階から、アプリの利用ができるようになります。 入手したアプリは、起動することで使えるようになります。では、どのような方法で起動させるのでしょうか。 ここからは、起動や終了をはじめ、アプリの基本的な操作方法について見ていきましょう。起動、終了、強制終了する方法
アプリを使う際は、アイコンをタップして起動します。フォルダの中に収められている場合は、フォルダをタップして開き、アプリのアイコンをタップです。 クイックアクション機能も備わっています。例えば、カメラのアイコンを長押しすると、使用できる機能が一覧で表示されます。『セルフィーを撮る』『ビデオを撮影』などすぐに使える状態にできる便利機能です。 終了させるときは、ホームボタンがあればクリックして閉じます。ない場合は、画面下端から上にスワイプすることで終了します。 アプリが固まってしまった場合の強制終了については、iPhone Xならホーム画面の下部からスワイプし、画面の中間点でしばらく指を止めておきましょう。 iPhone 8以前では、ホームボタンの2度押しで最近使ったアプリが表示されるので、閉じたいアプリのプレビューを上にスワイプすることで強制終了できます。アプリを切り替える方法
iPhone X以降なら、画面を上にスワイプし、指を放さずにしばらく止めておきます。スイッチャーが表示されたら放し、左右へのスワイプで使用したいアプリを探せるようになります。 望みのアプリが見つかったら、起動時と同じようにタップして使用しましょう。 iPhone 8以前では、ホームボタンのダブルクリックで、最近使ったアプリを表示できます。その後はiPhone X以降の機種と同様に、左右にスワイプしてアプリを探します。整理、移動する方法
よく使うアイコンを見やすい場所に移動したり、ジャンルごとにまとめたりして整理するとより使いやすくなります。アイコンの移動方法を紹介します。 アイコンをどれか一つ長押しします。すると、ホーム画面にあるすべてのアイコンがゆらゆらと動き出すでしょう。その状態から移動したいアイコンに触れ、別の場所へと移動させます。 同類の分野のアプリをフォルダにまとめると、操作の効率性が高まります。移動と同じようにアプリの長押しで移動可能な状態にします。 その後、一つのアプリに触れて移動し、まとめたいアプリに重ねるようにして指を離します。するとフォルダが作成され、そこに複数のアプリが格納されているので、フォルダ名を付けて管理します。手動、自動でアップデートする方法
iOS 13では、アプリは自動でアップデートされる標準仕様となっています。アップデートにまつわる通知はありません。自分でアップデートする時期を判断したい人は、自動アップデートを無効にできます。 手動でアップデートする場合は、App Storeを開き、画面下部の『Today』をタップします。そして、モニター上部に出るプロフィールアイコンをタップです。 その後、下にスクロールすることで保留中のアップデートやリリースノートの確認ができます。 特定のアプリだけをアップデートするなら横にある『アップデート』を、一括で行うなら『すべてをアップデート』のいずれかをタップします。アプリを削除する方法と注意点
利用しなくなったアプリは削除しましょう。ホーム画面をスッキリと整理でき、ストレージを節約できます。 アンインストールしてもまた再インストールできるので、アプリを持ち続けない方が無難です。 ただし、注意しておくべき点もあります。削除の方法や気を付けたいポイントについてまとめました。
アプリの削除の仕方
アプリを長押しします。すると、『Appを削除』と表示されるので、これをタップすることで削除できます。 別の方法も見ておきましょう。削除したいアイコンの長押しで、クイックアクションがあらわれます。それでも指を離さずさらに押し続けると、アイコンが揺れ出します。 アイコンの左上にあらわれる×(バツ)マークをタップし、確認メッセージの『削除』を選択することでもアンインストール可能です。継続課金しているものは解約が必要
アプリを削除しても、サブスクリプションサービスなどをアプリ内で継続課金している場合、自動的には解約されません。 個別に解約する必要があり、それぞれのアプリ運営会社の規約に則って手続きをしましょう。純正アプリを削除、非表示にする方法
iPhoneの純正アプリは、以前は削除することができませんでした。しかし、iOS10以降はそれが可能になっています。 方法は、既述のアプリ削除方法と一緒です。機種に適した方法で削除しましょう。アプリの復元方法と誤操作を防ぐ方法
もう使わないと思って削除したアプリを、やはりまた利用したいと思うケースもあります。また、自分の意図に反して削除してしまい戸惑うということも起こり得ます。 そのような場合の対処策や防止方法について見てみましょう。
App Storeで再ダウンロードする
App Storeを開いて、モニター下部の『Today』をタップし、画面上部のサインインボタンもしくはプロフィール写真をタップします。 アプリ購入の際と同じ Apple IDでサインインした後『購入済み』をタップするか、あるいはファミリー共有の場合は『自分が購入した App』をタップです。 すると、自分が入手したアプリが表示されるので、『このiPhoneにない』をタップし、出てきた中から再インストールしたいアプリを探しましょう。削除機能を制限する方法
はじめに『設定』アプリから『スクリーンタイム』へと進み、『コンテンツとプライバシーの制限』をオンにしましょう。 次に『iTunesおよびApp Storeでの購入』→『Appの削除』と続け、『許可しない』をチェックしたら完了です。削除できない場合の対処法
必要のないアプリを整理したいけれど削除できないという場合もあります。その際の対処法について解説します。