2020年最大の満月がまもなく!”スーパームーン”出現時間は?
2020年4月8日(水)は、今年一番大きい満月が日本の上空に出現! この日は通常より3万キロも地球と月の間隔が狭まるため、普段は見えない凹凸も肉眼で確認することができます。当日は家族みんなで春の夜空を眺めましょう。
”スーパームーン”とは?
“スーパームーン”とは、地球に最も近付いた満月、または新月のことを指します。
月の軌道は楕円を描いているため、決まった周期で接近を繰り返しているわけではありません。たまたま月と地球が近付き、さらに月の条件が揃った時に初めて”スーパームーン”と呼ばれます。
月と地球は通常約38万4,400キロほど離れていますが、8日には約35万7,000キロまで接近。月と地球が一番離れた状態から比べると、明るさは約30%増しで、煌々と輝く大きな月が観測できるチャンスです。
2020年4月、月が一番近付く瞬間を見るには?
2020年のスーパームーンは、4月8日(水)に出現します。綺麗な満月になる時間は11時35分ですが、日中のため観測するのは難しそう……。
しかし、奇跡的にも東京と月が最も近づく瞬間は観測しやすい時間帯!
なんと、23時23分頃には東京上空に大きな月が出現します。万が一当日が悪天候で観測できない場合でも、その前後の日にちであれば通常より大きい月を見ることができますよ。一年に一度だけのロマン溢れるスーパームーンは、ぜひ肉眼で確認してみてくださいね。
春といえど夜はまだまだ肌寒いので、観測の際には体を温めて夜空を眺めましょう。