接触確認アプリ「COCOA」の仕組みは?「1m15分以上」で通知
厚生労働省は新型コロナ陽性者との接触を確認できるアプリ「新型コロナウイルス接触確認アプリ」(以下、COCOA)をリリースしました。このサービスを利用すると陽性反応が出た人と濃厚接触をしていた場合、それを通知でお知らせします。
30秒でわかる!
・Bluetoothを利用して陽性者との接触をお知らせ・個人情報の開示はなし
・ログイン不要ですぐに利用可能
・陽性登録は処理番号の入力が必須
「COCOA」でできること
基本機能は陽性者との接触があった場合に、通知やアプリで情報を教えてくれます。その仕組みはとてもシンプル。スマホに「COCOA」をインストールした者同士が「1m以内、15分以上」の接触をすると、アプリに記録を自動で残します。
その後、陽性反応が出た人がアプリにその旨を報告すると、その人が過去に接触した人全員に注意を促す通知を送信。濃厚接触者が取るべき適切な行動などの指示を受けることができます。
また、利用にあたって気になるのが個人情報の取り扱い。アプリには他の利用者や運営にも氏名や電話番号、位置情報などの使用や記録はされないと記載されています。
ダウンロードから利用開始までの流れ
「COCOA」は一度設定を行ってしまえば、何も操作せずとも作動し続ける仕組みになっています。利用開始時にアカウント登録やログインなども必要ないので、2分程度で初期設定は完了。アプリはこちらからダウンロードしましょう。
アプリ利用開始までの流れは3ステップ。説明を読み、Bluetooth設定を有効にし、「プッシュ通知」をオンにするだけ。Bluetooth設定は後からでも変更できますが、忘れず接触記録を残したい人は初期設定の段階でオンにしておくことをおススメします。
これだけであっという間に登録完了! あとはスマホにアプリを入れっぱなしにしておくだけでOK。
陽性者との接触はどのように分かる?
もし接触者の中から感染者が出た場合、通知またはアプリの「陽性者との接触を確認する」から確認可能。万が一陽性者との接触があった場合は、接触件数が表示されます。
その後体調に異変を感じた場合は内容に応じて「帰国者・接触者相談センター」への受診案内が受けられることも。
自分に陽性反応が出た場合
万が一自分が陽性者となった場合は、「陽性情報の登録」から報告しましょう。その際、診察時に発行される個別の処理番号が必要となります。陽性登録もすべて匿名で完了できるのでプライバシーも安心です。
「COCOA」はダウンロードしておくだけで自分や周りの人たちの健康を守れる可能性のあるアプリです。新型コロナが身近になった今の時代だからこそ、自分で身を守れるツールを使って感染予防に努めましょう。
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