1時間に30個の流星も!?ペルセウス座流星群の見ごろは8月12日!
年末年始の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とならび三大流星群のひとつに数えられる「ペルセウス座流星群」。年間でも1・2の流星数を誇る「ペルセウス座流星群」の見ごろの時期がやってきました。今年の極大は8月12日(水)の午後10時ころと予想されています!
8月12日(水)午後10時ころに北東の空に注目
ペルセウス座流星群は毎年お盆の時期に見ごろを迎える人気の流星群です。今年は月明りがやや近くにあるものの、下弦の月であまり明るくないため、極大となる8月12日(水)午後10時ころには、環境にもよりますが、1時間当たり30個程度の流星を確認することができそう。周囲の暗くなる13日未明が見やすく、上図の放射点の位置から放射状に流れていく様子を観測できます。レジャーシートなどを敷いて仰向けになると首が疲れなくておススメ。また、暗さに目が慣れるまで時間がかかりますから、15分程度は観察してみましょう。
◆ペルセウス座流星群はこう見える!
お天気アプリでおなじみの「ウェザーニュース」が、2018年8月12日に観測されたペルセウス座流星群の動画をYouTubeに投稿しています。流星群がどのように見えるのか参考になるのでぜひご覧ください。◆ペルセウス座のお話
ペルセウスはギリシア神話に登場する英雄で、映画やゲームなどでも有名な、目が合った者を石に変えてしまうという怪物メドゥーサを打ち取ったとされる人物。星座も右手に剣を、左手にはメドゥーサの首を持った姿で天上に現れます。ちなみに、ペルセウス座の左上あたりが流星群の放射点です。都市部では街明かりもありたくさん見えないかもしれませんが、郊外や流星観測に慣れた人なら2倍以上、60個を超える流星を見ることができるのだとか。これを逃すと次は12月のふたご座流星群まで大規模な流星群を見るチャンスはありません。いつもより少しだけ夜更かしして、流れ星に願いを託してみませんか?