2020/07/30
マスクによる肌荒れが増加中!その原因と対策は?
夏といえば、汗をたくさんかくから肌のベタつきが気になるし、紫外線や日焼け止め対策も必須なので、お肌のケアも入念になりますよね。特に今年はマスクをつけて過ごすことが多いため、例年とは違った肌トラブルに悩まされている人も少なくないはず。

マスクをつけていることで顔周りにニキビや吹き出物ができたり、紐が擦れることで耳の後ろがかぶれてしまったり……。いろんな肌トラブルが増えているみたいですが、マスクが欠かせない昨今、どういったケアをすればいいのでしょうか?
夏のマスク着用で肌荒れが起こる原因
夏場にマスクを着用することで、かぶれやかゆみ、ニキビ、吹き出物ができるなど、いろんな肌トラブルを抱えている人もたくさん。こうした肌荒れの原因は、マスク内が蒸れることで雑菌が繁殖してしまうことと、摩擦が生じること。

マスクを着けていると、顔全体が保湿されているように思われがち。でも実は、皮膚の表面にある角質に水分が充満することで、マスクを外したときに必要な水分までも蒸発してしまい、肌が乾燥してしまうんです。すると、肌のバリア機能が低下して菌が繁殖しやすくなるのだとか。バリア機能が失われると、菌だけでなく紫外線の影響も受けやすくなってしまうので注意したいですね。
肌が保湿されているように思えますが、まさか乾燥を招いていたなんて驚き!

また、マスクを頻繁に動かすことで肌と擦れてしまうのも肌トラブルの原因になります。鼻の周りに赤み、ざらつき、湿疹が出てしまう人や、耳の後ろがかぶれてしまう人も。
いわれてみると、マスクを着けたまま喋るだけでも摩擦を感じますもんね。これからは、マスクと肌が接触するところをしっかりと保湿する、マスクを外したときは余分な皮脂を拭きとるなど、こまめな予防策を実践しましょう。
どんなマスクをつければいいの?
肌の乾燥を招いてしまうとはいっても、マスクを着けないわけにはいかない……。マスクにはいろんな種類があるけど、肌トラブルを防ぐならどれがオススメなのでしょうか?

マスクの素材でいうなら、不織布よりも綿などでつくられている布タイプの方が肌にやさしいのでオススメ。マスクを選ぶときは、通気性が良く、肌触りがやわらかいものを使うのがベター。また、ゴム部分がきついと擦れやすくなるため、自分に合ったサイズのマスクを着用するのが◎。
マスクをつけるようになってから、あごや鼻の周囲にニキビができやすくなった……、そんな人はマスクの素材や大きさを見直してみましょう。
紫外線ダメージが多い夏こそ、丁寧な美肌ケアを!

肌トラブルを防ぐなら、洗顔料でやさしく顔を洗い、しっかりと保湿することが大切。マスクの着用を抜きにしても夏は乾燥しにくいイメージがありますが、実は紫外線や冷房などが原因で肌の内側が乾燥している人も多いんです。
肌が乾燥すると化粧ノリが悪くなるし、見た目の印象も最悪……。そうならないためにも、お肌の保湿にも気を配りたいところです。「基礎化粧品はいま使っているものでいいのか?」「夏にオススメのケア用品を知りたい」そんな人に耳寄り情報をお届け!
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