2020年12月「ふたご座流星群」極大出現!観測時間と方角は?
2020年12月12日(土)から15日(火)にかけて、三大流星群のひとつに数えられる「ふたご座流星群」が日本上空に極大出現。近年まれにみる好条件のため、夜空いっぱいに流れる流星群を見るチャンス!
「ふたご座流星群」の特徴は?
「ふたご座流星群」とは、毎年12月上旬から中旬にかけて出現する流星群。例年安定した数の星を観測できることから、しぶんぎ座流星群やペルセウス座流星群と並び「三大流星群」と呼ばれています。
今年は12月15日(火)が新月のため、空に明かりがなく天体観測の条件としては完璧。
天候にもよりますが、条件の一番揃う時間帯に空を見上げると1時間あたり最大55個ほどの流星を見られることが予想されています。
2020年「ふたご座流星群」が見られる時間と方角
2020年の「ふたご座流星群」極大日は、12月14日(月)。
流星が最も現れると予想される時間帯は、13日の日の入り後から、14日の明け方にかけて。
その中でも最も流星を観測できる時間は22時以降で、薄明が始まるまで星を見続けることができそう。
今年はふたご座流星群を見るにあたり、注目すべき方角は特にありません。
新月の影響もあり、市街地の明かりを避けた場所であれば、どこからでも観測が可能です。
もし空の中心から放射状に広がる流星を見たい場合は、放射点が天頂に位置する深夜2時頃に空を見上げることをおススメします。
12月の晩は東京でも気温が10度以下に冷え込むため、防寒対策をしっかり行ってから観測へ出かけましょう!
【出典】国立天文台:ふたご座流星群とは
「ふたご座流星群」当日の天気は?観測に持っていきたいおススメアプリ
「極大日当日の雲行きは?」、「ふたご座の近くにある星の名前は何だっけ?」など、観測をするにあたって知っておきたい情報は、こちらのアプリから確認できます。流星群当日を迎える前に、スマホにダウンロードしておくと安心です♪