偽通販の被害多発!巧妙な悪質詐欺サイトを見破る4つの方法
最近は外出する機会も少なくなり、スマホやパソコンを使ってネットショッピングを利用することが増えました。普段何気なく閲覧している通信販売ですが、最近では大手サイトに酷似した偽物のサイトに誘導され、個人情報の入力を促されるケースが増えています。
もしも偽サイトだと気付かず利用した場合、「お金を支払ったのに商品が届かない」「注文したものとは違う粗悪品が届いた」などの被害に遭ったり、個人情報が悪意ある人の手に渡ってしまうことも考えられるでしょう。ここでは、そんな詐欺被害から身を守る方法をご紹介します。
詐欺被害防止!オンラインショッピング利用前に確認したい4ポイント
利用者の個人情報を盗み取る悪質サイトは一見、正規サイトにそっくりな見た目をしていることも。そのため、一目見ただけで危険性を見破ることは難しいでしょう。しかし、以下の4つのポイントに注目することで、そのサイトが安全かどうか判断することができます。
1. URLが不自然
ショッピングサイトにアクセスした際、まず確認したいのがURL。頭が「https://」から始まっていないサイトは通信が暗号化されていないため、第三者からデータの盗聴がされやすい状態になっています。また、URLの末が「.xyz」「.top」のような、見慣れないドメインだった場合も注意が必要。
2. 事業者の連絡先が掲載されており、フリーメールアドレスではない
通信販売サイトを運営する場合、事業者名や所在地、連絡先などの記載が義務付けられています。そもそもサイトに事業者名が書かれていなかったり、掲載されているメールアドレスがGmailなどのフリーメールアドレスだった場合、正規サイトではない可能性も。取引の途中で連絡が取れなくなることもあるため、事前に電話番号が繋がるかを確かめておくと安心です。
3. 一般的な流通価格より、大幅に安価な値段で販売されている
商品の定価よりも大幅な値引きがされている場合、正規サイトから商品写真をコピーしたなりすましサイトかもしれません。「偽物でもいいから、同じデザインの商品がほしい」という人も、ちょっと待った! なかには、購入後に商品が届かないといったトラブルに遭う事例も起こっています。支払い情報や住所が流出する二次被害を防ぐためにも、商品に違和感があれば購入を控えましょう。
4. 振込先に個人口座を指定される
支払い方法が口座振込のみの場合、犯人は金銭だけ前払いで搾取しようと企んでいるかもしれません。トラブルが起こった後「販売業者と連絡がとれなくなった」というケースもあり、こうなるとお金が返ってくる可能性は低くなります。同様に、振込先に個人口座を指定された、口座情報が運営会社と一致しない、という時も購入を控えたほうがよさそう。また、クレジットカードで支払いを行い、カード情報を抜き取られてしまうケースも。カード番号を入力する際には、URLの横にセキュリティが安全なことを示す鍵マークがついていることを確認しましょう。
【出典】消費者庁公式サイト:インターネット通販トラブル
今すぐできる詐欺対策!アプリひとつでトラブル回避
詐欺サイトでの被害を防ぐため、肝に銘じておきたいのは「不審な点を見つけたら利用をやめること」。 最近の悪質サイトは精巧な作りをしていますから、気を付けていても見破れないことがあるかもしれません。そんな万が一の事態を回避するなら「あんしんセキュリティ」をはじめとするセキュリティアプリを、普段からスマホに用意しておくのがおススメ。
詐欺サイトへ誘導するための手段である迷惑メールや、ウイルスが仕込まれた危険サイトなどを自動で判別、警告してくれるため、サイバー犯罪の罠から身を守ることができます。「ネットショッピングをよく利用する」「迷惑メールがよく届く」という人は、こうしたアプリを準備しておくと安心です。
大画面で確認するならコチラドコモの「あんしんセキュリティ」アプリでスマホのウイルス対策! 機能と使い方は?
なりすましサイトに危険Wi-Fi……、スマホのトラブルにはコレ!
スマホにはクレジットカード情報をはじめ、連絡先などの様々な個人情報が保存されています。もしネットを使う機会が多いなら、セキュリティアプリをひとつ備えておくといいでしょう。
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