春の夜空に「4月こと座流星群」が出現!オススメの観測条件は?
2021年4月22日(木)に「4月こと座流星群」がピークを迎えます。今回の流星群は、2021年1月に見られた「しぶんぎ座流星群」以来およそ3か月ぶり。流星群を見逃さないために、見頃や条件を確認しましょう!
「4月こと座流星群」の特徴
例年、流星の数がそこまで多くない「4月こと座流星群」。ところが、突発的に数が増えることもあり、国内では1945年に1時間あたりに90個の流星を観測したという記録も。今年のこと座流星群もたくさん出現することを願いたいですね。
「4月こと座流星群」が4月22日に極大!
■出現期間:4月16日(金)~4月25日(日)
■極大:4月22日(木)
活動がピークを迎える極大時は、1時間あたり最大10個ほどの流星が見られる「4月こと座流星群」。観測するなら2021年4月22日(木)23時から翌朝までがオススメです。ただし、深夜2時頃までは満月になる前の上弦過ぎの月が出ていて観測しづらい可能性も。月が低くなる23日(金)未明に探すのもいいでしょう。
また、観測する際に気になることといえば天候。4月16日(金)時点の予報だと、この日は日本列島が高気圧に覆われるため、ほとんどの地域でばっちり星を見られそうです!
流星群は、星が流れ始める「放射点」を中心に夜空のどこにでも現れることから、方角にこだわる必要はありません。月明りを直接見ないようにして、できるだけ広く空を眺めてみましょう!