鉄道会社のキャンペーンが元のミニゲーム集「Dumb Ways to Die」がダウンロード100万超で新着無料1位
ジェリービーンズ風のゆるいキャラクターが登場するミニゲーム集「Dumb Ways to Die」がオーストラリアやオランダで新着無料ランキング1位に輝き、ダウンロード数も100万を超える人気となっている。このゲームは開発者の「Metro Trains」というオーストラリアの鉄道会社が行った電車事故防止キャンペーンが元になっている。
年々増加する電車事故撲滅のために行われたこのキャンペーンでは、1つの動画が作成された。動画はゲームに登場するキャラクター達が「髪の毛に火をつける」「クマを棒でつつく」「狩猟期にシカの着ぐるみで森を歩く」など、普通はしないようなことをやって死んでしまうというもの。これらがリズミカルな音楽に合わせて紹介されている。この結果、同鉄道内の事故は20%以上も減り、キャンペーン自体もカンヌ国際にて28部門での受賞を収め、史上最も成功した動画キャンペーンとされた。
動画タイトルの「Dumb Ways to Die(おバカな死に方)」がそのまま名前に使用されたこのゲームは、キャラクターがキャンペーン動画の様に"おバカ”なことをしていて、それを死から救うというもの。アニメーションとBGMの魅力はもちろん、かわいいキャラクターとは裏腹なブラックユーモアあふれる内容が、多くのユーザーを惹きつけたのだろう。
※データは2013/10/15現在のGoogle Play新着無料ランキングによるもの。
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